第2回となる「eco japan cup 2007」には第1回を大幅に上回る応募がありました。これは地球温暖化をはじめとするさまざまな環境問題へ立ち向かおうとする社会の大きな潮流の現れであると思われます。
2007年は人類にとって運命の年であったと思います。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)とアル・ゴア元米国副大統領がノーベル平和賞を受賞しました。
しかしながら世界のGDPもCO2排出量も共に増加しています。このまま抜本的対策を取らずに温暖化を更に進行させると、夏季の北極海氷の消失、グリーンランド氷床の全面融解の開始、シベリアのツンドラの融解によるメタンガスの大量放出、アマゾン熱帯雨林の枯死と砂漠化、西南極大陸氷床の不安定と融解などの危険な気候変化が次々と生ずると考えられています。
今年、北極海では激変が生じました。9月に北極海氷面積が衛星観測史上の最小値記録を更新し、日本の3個分も大幅に下回り、413万km2まで減少しました。専門家は北極海氷が元の姿にもどる可能性は少なく、2030年の夏季には完全消滅すると予測しています。これはIPCC予測より約40年も前倒しであり科学者は衝撃を受けています。
私たちはCO2は放出後数千年大気中に残存することから、「千年の地球的責任」を強く自覚して、今こそ地球温暖化に宣戦を布告しなければならないと思います。エコイノベーションとエコベンチャーによって、地球温暖化に立ち向かおうではありませんか。