人と人、心と心をつなぐ ハンドケア
ふれ愛プロジェクト

カルチャー部門
コミュニケーション
特別賞
ドルフィン・ドリーム 天野 龍

ドルフィンドリームブログ

http://ameblo.jp/team-dolphin/

ズーム

■作品の用途及び目的、制作の経緯

●問題意識
望まれる災害公営住宅完成率は0.7%(宮城県内平成25年8月現在、117戸/15754戸)。宮城県内ボランティア数もピーク時の平成23年5月102,000人から、平成25年7月6,100人で6%まで激減。仮設住宅集会所イベントも減り、これまでの支援コミュニティが破壊、自閉的になり病院へも行けずに心身の不調和を訴える高齢者が多発。被災地へのボランティア参加者獲得がまだまだ必要不可欠である。
●ボランティアへの目的
携帯電話等の普及により、対人式コミュニケーションが苦手な現代人が急増。その原因は言語のメール化・PCやスマホなどのSNSの普及にある。完全に画面に支配されてしまった現代人。意思表示が苦手となり、言葉を交わす対話力が減退。学校ではいじめ、不登校問題、社会人は就職しても人間関係トラブルによりすぐに早期退社2年ともたない。非正規雇用となり生活困窮、生活苦により未婚者が増え少子化問題へ。被災地でハンドケアを学びながら仮設高齢者へ、ヘルスケアを実施しその活動の中で参加者や高齢者よりコミュニケーションスキルを磨き現実社会で生かしてもらう新しい取組み。

■作品のコンセプト

2012年4月22日より、このような社会問題解決と被災地ボランティア参加者動員企画として、ハンドケア法を教えながら解決していく取り組み「通称:ふれ1000」への参加を全国のボランティア参加希望者へ促し、これまで463人のボランティアが参加。女性が90%で、人生初のボランティア参加が95%以上、自主性の第一歩の活動受入団体として参加者を集めてきた。又、仮設高齢者も全国から来るボランティアとのコミュニケーションを楽しみにしており、お土産や手料理を準備して月一の活動を楽しみにしている。参加者と受益者がWINWINの関係性を作ってきた。
・参加者同士がハンドケア法を学びながら初対面同士、ふれあいの学びを授業で行い仮設住宅高齢者へ実践。ハンドケア実施時には震災時の事や、復興の現状等を寄添いながら高齢者へ傾聴し精一杯のコミュニケーションを共に育む。
・全国からのボランティア参加者は活動終了後、ケアを各地に持ち帰り身近な人や各県高齢者施設・広域避難者へケアを実施している。

■作品のメッセージ

 人と人が被災地に集い、ボランティア精神の心と心をつなぎ、原始的手法でありながら現代人の忘れかけている「ふれあいハンドコミュニケーション」で人生最後の場所をどこにするのかを真剣に考え、生かされた命を懸命に摸索して生きる仮設住宅高齢者へ提供する事でコミュニケーションの在り方を被災地で学び実生活で生かしてほしい。
「被災地に来てくれたあなたの事は一生忘れない。」戦争を経験し、戦争復興に生きた高齢者の魂の感謝の言葉は心に衝撃を与えてくれる。
 生きたくても生きれなかった震災死の方々、ご家族や友人の分まで、現代人には一生懸命に生きて欲しい。少々の人間関係のトラブルなど津波に比べたら小さい事。死ぬこと以外はかすり傷であり、人類みな共存で生きている事を確認出来る作品です。

■応募者の復興への取組

・心身のセラピー資格者が集結し、2011年4月12日より、避難所・仮設住宅に住む高齢者を対象に「エコノミークラス症候群」対策、手足のヘルスケアマッサージを実施。病状の早期察し・予防法と改善法を伝え、地域病院への橋渡しを行ってきた。
・震災により職を失った求職女性の就労手に職支援を2011年11月よりスタート。手足のヘルスケアマッサージ資格を20名へ教育。より広域に活動を実施、高齢者の心身の健康を支えてきた。被災女性ヘルスケア団体として、仙台12名、石巻8名が生徒それぞれの地元地域貢献の為に仮設住宅で活動。石巻8名の内、5名が設住宅等から通った。自身の生活再建・地域貢献の為、手に職資格取得に励んだ。18名が卒業、9名がマッサージ店等へ就職・独立。残り9名は今も活動を継続。2013年7月まで146回の活動、高齢者5059人の健康を見守ってきた。
・2012年4月からハンドケアボランティア1000人募集を実施。専門講師がレクチャーを実施。442人が世界中から参加、1017人の高齢者へふれ愛ハンドケアを実施(2013年7月末現在)。
当協会が活動機会を提供し参加者が日本各地で波及活動を行っている。
仙台3ヶ所・石巻2ヶ所・宮古2ヶ所・東京2ヶ所でふれあいハンドケアボランティアを募集し仮設住宅高齢者・広域避難高齢者・都営住宅高齢者へ実施中。

 

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